リペレット加工
リペレット加工について
山城繊維工業株式会社ではプレコンシューマのマテリアルリサイクルをおすすめします。
プラスチック製品を製造する上で発生した、仕掛り不良品や切り替え時のロスなど(プレコンシューマ)をリペレット加工して再び原料として再利用されてはいかがでしょうか?
弊社では、プレコンシューマ材料(製造工場から出る端材や不良品)を使用してリペレット化を委託加工にて請負います。
熱可塑性樹脂(特にナイロン樹脂を得意としています)をリサイクルマシーンにおきまして、加熱溶融加工が可能です。
「発生したプラスチックを発生元で生かす」これこそ弊社の目指す理念の循環型社会です。
取り扱い原料
山城繊維工業株式会社では下記のようなプラスチックに対応させていただいております。
中でも、ナイロン6フィルムのリペレット加工を最も得意としております。
PA6(ナイロン6)
【PA6の物性と特徴】
現在、日本国内で生産されるポリアミドの殆どがPA6であり、エンジニアリングプラスチックとして、また繊維素材として用いられる。
・耐薬品性に優れる (結晶性が高い)
・ガソリン・オイル等の有機溶剤に対して、優れた耐性がある
・強靭性、耐衝撃性、柔軟性がある (アミド基の水素結合。引っ張り強さに優れる)
・広い温度域で強度を保つ (低温でも高温でも強靭である)
PA66(ナイロン66)
【PA66の物性と特徴】
ナイロン66は、世界初の合成繊維として知られる。
米国デュポン社の研究者カロザースが発明。天然の絹糸に替わる合成繊維を作る目的で開発された。
ナイロン66はポリアミド系樹脂の中では結晶化度が高く、物性のバランスがとれたエンプラでもあり、ナイロン6と比較すると、耐熱性・機械的強度においてより優れた値を示す。
・機械的強度のバランスが良い(ナイロン系樹脂の中で最も優れた機械的強度がある)
・耐薬品性(ガソリン・オイル等の有機溶剤に対して、優れた耐性がある)
・充填剤により強化可能(機械的強度・剛性・熱変形温度などを大きく向上させることが可能)
加工原料一例
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フィルムくず
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フィルムくず
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粉砕品